まよた先生の雑学教室
゚・*:.。.☆毎週日曜日に更新しています☆.。.:*・゚
お金の使い方・付き合い方

【お金】金持ちになりたい人は絶対に聞くべき話『難破船と3人の乗客』

イヤ

まよた
まよた
この小話は、“ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集”(石角完爾著 集英社)を参考にしています^^

ご興味のある方はこちらも参考にしてみてくださいね

ざっくりタルムードとは?

タルムードという書物は、世界最古の議論集と言われています。

こんたろう
こんたろう
議論集?
まよた
まよた
・日常生活の慣習
・子育て
・日常のいざこざ
・恋愛
あらゆる事柄について、色々な議論のすべてがまとめられた本だよ。

私たちも普段から様々な議論をしています。

・「米国集中投資が良いのか?世界分散投資が良いのか?」
・「債券は必要なのか?株式だけで良いのではないか?」
・「サラリーマンが良いのか?フリーランスが良いのか?」
・「持ち家が良いのか?賃貸が良いのか?」

これらは一例ですが、こういった「議論」が1つの書物にまとめられているのが、タルムードのイメージです。

タルムードは、幼い子供から大人まであらゆる世代の人が、理解・納得できるように色々な「小話」が盛り込まれています。

ユダヤ人の母親は、子供が幼いうちからタルムードの「小話」を繰り返し読み聞かせ、「あなたならどうする?」と問いかけるそうです。

そして、人生で起こり得る様々なトラブルを乗り越える力を学んでいくわけですね。

これから紹介する「小話」も、ぜひ「自分ならどうするだろう?」という目線で、考えてみてください。

難破船の3人の乗客」というお話とは?

難破船の3人の乗客
ある時、帆船が嵐に遭って難破しました。

流れ着いた無人島は、たくさんのフルーツが実る島でした。

帆船は、その島で修理をしてから出航することになりました。

乗客は3人いました(乗客A、乗客B、乗客C)。

乗客Aは、いつ修理が終わって船が出てしまうか分からないので「取り残されたら大変だ!」と考えて、船から降りませんでした。

嵐で遭難し、何日も空腹続きでしたが、船が出航してしまう心配の方が強く、空腹は我慢することにしたのです。

乗客Bは島に降りたものの、船が見える範囲内でフルーツを食べて、船の修理が終わる様子を見るや大急ぎで船に戻りました。

満腹になるまで食べることはできませんでしたが、何とか空腹を満たしフルーツで水分補給もできました。

乗客Cは「嵐でこれだけやられたんだ、そう簡単には修理できないだろ」と考えて、島の奥地まで入って大量のフルーツを入手しました。

既に船は見えないところまで来ていましたが、「まだ大丈夫」とフルーツをたらふく食べることに専念しました。

ようやくお腹が満たされ船のあるところまで戻ったら、すでに船は出航した後で、完全に取り残されてしまいました。

まったく船を降りなかった乗客Aは、栄養失調・脱水症状で、その後の航海に耐えきれず死んでしまいました。

島に取り残された乗客Cも、無人島から脱出することができず、そのまま無人島で一生を終えました。

まよた
まよた
どう?こんたろうは自分がどのタイプの乗客だと思う?
こんたろう
こんたろう
僕はCだね♪
吾輩の辞書には「前進」しかないにゃ!
まよた
まよた
辞書と呼べるんだろうか…

皆さんはいかがでしょうか?
かなりの人が乗客Aなのではないでしょうか。

乗客Aの特徴は

×不安に心を支配されて

×まったく行動を起こせずに

×日に日に「状況を悪化させていく」

ところです。

まよた
まよた
では、「難破船の3人の乗客」は「何を伝えようとしている話なのか」を解説します^^

「難破船の3人の乗客」は、リスクコントロールの話

適正なリスクこそが、人生に勝利をもたらす

「難破船の3人の乗客」の学びは、「リスクの取り方」についてです。

船から遠くに離れることにはリスクがあります。

船から離れることで負うリスク

×出航に間に合わないかもしれない

×船の位置を見失って迷子になるかもしれない

一方で、船から離れるリスクをとらないとリターンが得られません。

船から離れることで得られること

果実を入手して、ビタミン・水分の補給ができる

物事にはリスクがつきもので、

×慎重になりすぎても

×大胆になりすぎても

どちらでも失敗をしてしまいます。

その時に求められるものが、「船の見える位置でフルーツを食べていた」乗客Bのように素早くリスク・リターンを計算して、適正なリスクをとることです。

適正なリスクこそが、人生に勝利をもたらす」ということが、「難破船の3人の乗客」のキーワードです。

わたしの私見ですが、日本の教育は「リスクを避けること」を重視しすぎているように感じます。

教えるべきは

×リスクの避け方ではなくて、

適正なリスクの取り方です。

リスクの避け方だけを教わってきた温室育ちの人は

・「何かあったらどうするんですか?」

・「責任とれるんですか?」

と、他責思考になりがちで、適正なリスクを取れなくなってしまいます。

わたしは両親がお金に関してたくさんの失敗をして、傷だらけになったのをみて、バランスの良いリスクの取り方とはを考えるようになりました。

失敗で失ったお金は戻ってきませんが、いつも幸せそうな2人に育てられたのが唯一の救いです。

そんな子供時代のおかげで、

×「最大のリスクは何か?」

「リターンはどの程度か?」

と、物事のリスクとリターンの両方を見ることができるようになりました。

だから、リスクとリターンが合ってると思ったら、迷うことなく飛び込みます。

飛び込んでみると、不思議と成功確率も上がってきます。

初めて自転車に乗れるようになった頃のことを思い出してください。

×転ぶかもしれない

×ケガするかもしれない

というリスクをとったからこそ、自転車に乗れるようになったわけです。

転ぶ・ケガをするというリスクにしても管理する方法はあります。

・ヘルメットを被る
・膝あて・肘あてをつける
・人のいない広い場所で練習する
・転んだら致命傷になる場所で練習しない
適切にリスクをとる事で、「自転車に乗れるようになる」というリターンを得られるのですね。

まよた
まよた
船の見える位置でフルーツを食べた乗客Bと、やっていることは同じですね^^
こんたろう
こんたろう
でも、この話が今の生活に何の関係があるの?
まよた
まよた
疑問に思うかもしれないけど、大きく関係しているんだよ^^

現代における“難破船”

2021年2月現在、世界はコロナウイルスをきっかけに不景気に陥っています。

すでに、世界の主要企業のうち3社に1社は赤字です。

・ANA
・JR東日本
・キヤノン
・日産自動車
など、一流企業が大きな赤字を出しています。

まさに、嵐に遭って難破した帆船と同じ状況です。

・給与カット
・賞与カット
・人員削減(リストラ)
色々なことをやって、船(=会社)を修理している状況です。

大企業に限らず、中小企業も大きな痛手を受けています。

もし今、自分が難破船に乗っている船員(=会社員)なのであれば、束の間の「修理期間」に周りを見渡してみてください。

周りにたくさんの果実があることに気がつくはずです。

会社員の周りにある果実の例

・ブログ・アフィリエイト
・せどり
・プログラミング
・デザイン・ハンドメイド
・動画編集
・株式投資・債券投資
・不動産投資

会社という船の外には、果実が数えきれないほどあります。

果実を見つけた時に、

×「もう会社は頼れない!独立だ!」

と勢いに任せて会社を辞めてしまう人は、島の奥までフルーツを取りに行って、取り残された乗客Cになり得ます。

・月収〇〇万円のブロガー・アフィリエイター
・月〇〇万円の利益を出したトレーダー

最初は果実で満腹になるかもしれません。

しかし、事情が変わればいつの間にか無人島から脱出できない人になっている可能性もあります。

一方で

×「副業や投資なんて危ない。会社に残り続けよう」

という乗客Aのタイプの人は、船の修理が完了して動き出せば安全な場所に移動できるかもしれません。

しかし船(=会社)が助かることと、船員(=会社員)が助かることは、まったく別問題だということを認識しましょう。

船が助かっても、栄養失調や脱水症状で命を落としてしまうかもしれません。

会社に残りながら

副業を始めてみる

資産運用を始めてみる

こういうリスクの取り方ができる人は、「難破船の3人の乗客」で生き延びた乗客Bになり得ます。

自分の生活に当てはめて、

×慎重すぎて失敗する(船に残った乗客A)

×大胆すぎて失敗する(島の奥に踏みこんだ乗客C)

ということにならないために、考えてみてください。

重要なのは、適正なリスクをとることです。

おまけ:4つ目の新たな選択肢を考えてみよう

さて、最後におまけです。

「難破船の3人の乗客」では、選択肢は3つでした。

「難破船の3人の乗客」での選択肢

×リスクとらない(乗客A)

適正リスクをとる(乗客B)

×リスクをとりすぎる(乗客C)

ですが「難破船の3人の乗客」はあくまでも小話に過ぎず、現実には他の選択肢もあり得ます。

たとえば、「乗客Dになって、船を修理する船員に交渉してみる」というパターンです。

「私が、皆さんのフルーツも持って帰ってきます」

「もし私が戻らなくても、少し待っていてください」

と、交渉することで適正なリスクを取ることができるかもしれません。

交渉した結果、

自分は満足いくまでフルーツを食べられるし、

置いていかれる心配も減らせます。

状況は人それぞれで、リスクの取り方(バランス)は無限にあるので、

「自分なら乗客A・乗客B・乗客Cの誰になりたいか?」
「他の選択肢もあったんじゃないか?」
ということを、自分で考え抜いてください。

この話から学びたい大切なこと

×リスクを取るか取らないかではなく

リスクを「どう取るか」ということ

こんたろう
こんたろう
小さな頃から、タルムードの小話でリスクの適正な取り方を学んでいくから、ユダヤ人には成功者が多いのかな!

まとめ:「適正なリスク」を選んで、人生の舵を取ろう


ユダヤ人の「人生の羅針盤」ともいえるタルムードから「難破船と3人の乗客」の話をしました。

「難破船と3人の乗客」は「適正なリスクをとること」の重要性を教えてくれます。

「まったくリスクを取らなかった」乗客A

船に残り続けることはできたが、島に降りなかったために果実を食べられませんでした。

→航海を続けられず、栄養失調で命を落とすことになりました。

「適正なリスクをとった」乗客B

果実を食べつつ、船に残ることができました。

→航海を続けても命を落とすこともありませんでした。

「リスクを取りすぎた」乗客C

満腹になるまで果実を食べることができたが、無人島に取り残されました。

→島から脱出できないまま人生を終えることになりました。

私の周りの人だけでも、かなり大雑把ですがほとんどの人が乗客Aのように見えます。

まよた目線の乗客A~Cの割合

×乗客A(リスク取らない人):85%

乗客B(適正リスクを取る人):5%

×乗客C(リスクを取りすぎる人):10%

情報感度が高い人は

少額から資産運用を始めたり

会社員のまま副業を始めてみたり

乗客Bマインドになっている人が増えていると思います。

時々、勢いで

・「来月の生活費もないけど、とりあえず会社辞めました!」
・「全資産S&P500に投入しました!」
という危ない乗客Cタイプもいますが、大成功することもあるので何とも言えませんね(笑)

ただし、生活防衛資金がないまま会社を辞めるのはオススメしていません。

もちろん、全財産を株式に投入するのはもっとオススメしていません。

まよた
まよた
統計的には大半が「負ける」ので、くれぐれもリスクの取りすぎは気をつけましょう^^

投資の世界では、「勝つ方法」よりも「負けない方法」の方が重要です。

副業についてはケースバイケースで一概には言えませんが、インデックス投資などの資産運用については「多くの人にとっての最適解」が割とはっきりしています。

「全世界株式」や「米国株式」を中心にリスクをとって

「債券」や「キャッシュ」を混ぜて、リスクを落とす

適正リスクをとって、年利3~7%程度で長期運用するイメージです。

リスクをとる以上元本割れする可能性はありますが、「リスクに見合うリターンがある」と思えるかどうかを、考えることが重要です。

×客A(リスクをとらない)

乗客B(適正リスクをとる)

どちらが良いかは、自分で考え抜いてください。

月1万円から積立てを始めれば、暴落相場が来ても致命傷を負うことはありません。

こんたろう
こんたろう
ちょっと船から降りて浜辺を歩くくらいの感覚だね(笑)

タルムードにはまだまだタメになる話がたくさんあります。

・金の冠をかぶった雀(スズメ)の話
・七匹の太った牛と、七匹の痩せた牛の話
・魔法のザクロの話
これらの話は、ビジネス・資産形成に多いに役に立ちます。

まよた
まよた
タルムードの小話をたくさん聞いて、仲間と議論しながら育てば、お金に強くなるのも納得です^^

ユダヤの人たちに負けず、これからも学び続けていきましょう。

まよた
まよた
以上っ!まよたでした✨

twitterでも情報を発信中です!
ぜひフォローしてくださいね!

⇒タルムードの記事一覧はこちら

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です